新着情報
シーフードショーに講師として参加しました。
ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
シーフードショーに参加してきました。今回は講師としても参加しました。(講師としての参加は今回で2回目です。)
参加した内容、感想を記事にしたものがあるのでアップします。
ご拝読頂けら幸いです。
閉鎖循環型陸上養殖の可能性と将来展望
― ジャパンマリンポニックス株式会社 ―
この度は、シーフードショーに、参加させていただき、心より感謝いたします。
弊社は、陸上養殖を開始して前身時代から創業14年、ジャパンマリンポニックス株式会社設立10年目となりました。やがて来る食糧難の時代に養殖事業を通して、社会に貢献するべく、開発と改良に鋭意努力してきました。日本の魚食文化を後世に伝えるためにも、魚介類の安定供給は喫緊の課題です。水と電気があればどこにでも設置可能な、閉鎖循環型陸上養殖が問題解決の処方箋の一つになり得ると確信しています。
昨今のマイクロプラ汚染、赤潮、台風などの災害の多発による被害は、漁業者や海面養殖業者を直撃しています。自然環境の影響が少ない陸上養殖事業は、今後大きな発展が見込めると思われます。
2025年には、動物性タンパク質の需要と供給のバランスが崩れ、タンパククライシスが来るという予測があります。弊社は内陸部で淡水魚(ヒレナマズなど)を大量生産できるシステムの開発を進めております。そのために設備販売先の顧客には、自社工場での種苗生産と、アラを利用した飼料の製造(SDGs)の支援をしています。陸上養殖における、設備の供給、飼育ノウハウ、種苗生産の支援、飼料製造支援などのトータルサポートを目指しています。
今回、講師としてお招きに預かり、ありがとうございました。シーフードショーでは、設備の改良につながる各社の製品、濾過材や成魚の販路開拓、水産加工等に関係して、数多くの出会いがありました。開催を計画していただきました多くの方々や運営をお世話してくださった方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。