新着情報
完全養殖・完全閉鎖循環型陸上養殖で育てたクリアラスフスカス(ヒレナマズ)を 回転すしチェーン(岡山 いわ栄)に本格出荷開始
ジャパンマリンポニックス株式会社
代表取締役 内尾 義信
完全養殖・完全閉鎖循環型陸上養殖で育てたクリアラスフスカス(ヒレナマズ)を
回転すしチェーン(岡山 いわ栄)に本格出荷開始
当社:ジャパンマリンポニックス株式会社(代表取締役 内尾義信)は、2022年2月から岡山の回転寿しチェーン店 いわ栄(㈱ケイコーポレーション)に試験出荷を行っておりましたが
このたび5月1日より定期的な出荷体制(初年度5ton/年)の出荷を実施していくことになりましたのでお知らせいたします。
経緯
2022年1月7日放映の「ガイアの夜明け」:テレビ東京系で、JR西イノベーションの紹介の中で、当社の西阿知工場が紹介され、それを見られた株式会社ケイフードサービス常務執行役員の石田竜也様が弊社に訪ねてこられました。
水道水を利用した閉鎖循環型養殖設備を用いて陸上で養殖されたヒレナマズ(学名:クリアラスフスカス)は、飼育水に雑菌が一切入らないこと、完全養殖であることにより淡水魚特有の臭いや寄生虫の心配もないことから、安心・安全な寿司ネタとして採用していただきました。現在、同社の県内3店舗回転寿司で販売され注目を集めております。
寿司ネタ(生食)が可能な特別なヒレナマズとして、これまで試験的に販売をおこなっておりましたが、この度お客様の評判も良く定期的な販売に切り替えていただけることになりました。
養殖魚の供給形態
㈱ケイコーポレーション様に対しては、弊社が提供した1ton水槽に、1.5kg/尾のサイズの揃ったものを弊社の活魚として運搬・供給させていただいており、店舗にて寿司ネタに加工頂いております。
今後の計画
弊社は、ヒレナマズ生産量を、2023年度にかけて10ton/年に拡大の予定。さらに、ニーズに応えるべく取り扱い魚種を増やし、チャイロマルハタ、クエタマ、カワハギ、マサバなど、活魚での供給を検討しております。
※1 完全閉鎖循環型養殖設備とは(各養殖方法の比較)
※2 完全養殖とは
人工的に交配を2世代実施した際に完全養殖と呼ぶが、弊社では既に5世代の交配を重ねた実績があります。
以上